河津温泉郷の峰温泉を引き湯する花舞竹の庄は、宿のほど近くで湯気を空高く吹き上げる峰温泉大噴湯公園の湯を引き、ジャブジャブお湯だくの源泉かけ流しをしています。注ぎ込む湯量の多さで湯船の湯面は波打ち、かけ流される湯で床面はお湯浸しです。それでは絶品安宿にて数ある旅行サイトより10倍詳しく徹底紹介します。

  

河津温泉郷 峰温泉 花舞竹の庄とは

南伊豆を代表する下田市の北にあるのが、人口七千人強の河津町です。 小さな町ながら 「 河津桜と菜の花の絶景 」 、「 河津七滝 」 、「 河津七滝ループ橋 」 、 「 天城トンネル 」 などの観光地を有し、また文豪川端康成の 「 伊豆の踊子 」 にも、石川さゆりの 「 天城越え 」 にも登場するという、モスキート級チャンピオンような実力町なのです。

何より私たち温泉好きにたまらない、河津温泉郷があります。 その河津温泉郷の中の峰温泉を引き湯するのが 「 花舞竹の庄 」 。 間近にある峰温泉大噴湯公園の湯を引き、ジャブジャブお湯だくの源泉かけ流しをしています。

この花舞竹の庄は、昭和初期の建物を遠くから河津に移築し、高級旅館として営業していました。 その当時のパンフレットを見ると往時の様子がよみがえるようです。(左のパンフレットのボタンを押すと御覧頂けます)   そして花舞竹の庄という名前はそのままに、現在は 「 土曜・休前日素泊まり7千円以下の源泉かけ流しの格安・激安宿 」 として頑張っています。 しかし古くて大きな建物を少人数で運営しているため、錦鯉の泳いでいた池に水はなく、部屋と風呂も一部使用していないものもあり、管理は行き届いていません。 それを補っているのが、源泉かけ流しの温泉が溢れ出る二つの浴場と、宿のご主人のおもてなしです。
それでは花舞竹の庄の詳細を徹底紹介しますので、どうぞゆっくりと御覧下さい。

 

河津温泉郷

河津温泉郷は、峰温泉、大滝温泉、湯ヶ野温泉、七滝温泉、今井浜温泉、河津浜温泉、谷津温泉の七つの温泉地があります。   大滝を見ながら入れる大滝温泉の天城荘の露天風呂 ( 右写真 ) は有名ですが、私は川端康成ゆかりの湯が野温泉の福田屋にキュンキュンしてしまいます。 河津温泉郷には下の四つの泉質 ( カッコ内は効能です ) があり、どの泉質にも神経痛は効能があり、婦人病に効く湯も多いようです。   アルカリ性単純温泉    峰温泉 ( 神経痛、リュウマチ、婦人病など )    大滝温泉 ( 神経痛、外傷など )   カルシウム、ナトリウム‐硫酸塩温泉    湯ヶ野温泉 ( 神経痛、筋肉痛、婦人病など )    七滝温泉 ( 神経痛、筋肉痛、婦人病など )   ナトリウム‐塩化物温泉    今井浜温泉 ( 神経痛、リュウマチ、婦人病など )    河津浜温泉 ( 神経痛、リュウマチ、婦人病など )   ナトリウム‐塩化物、硫酸塩温泉    谷津温泉 ( 神経痛、婦人病、外傷など )