室内に入ると左側にトイレと洗面台があります。そしてスリッパを脱いで襖を開けると、明るくて広い部屋が広がります。 絶品安宿の中には金庫の無い宿もありますが、静観荘古山にはちゃんと金庫があるので安心です。
12帖の和室の広さにも驚きましたが、縁側がまた広いのです! ご覧の通りです。 また出窓風になっているので、さらに一層広さを感じます。
外部からの持ちこみ自由という冷蔵庫の中には、タップリの冷水とが入っていて、和室のポットと合わせてダブルで嬉しいサービスです。
通常わたしは絶品安宿の撮影の関係で宿にチェックインするとすぐに風呂に向かい、誰もいない内に風呂に入り風呂まわりを撮影します。しかし、静観荘古山の縁側からの景色を目の当たりにして『 風呂に入る前に景色を見ながら一杯飲りたいなぁ・・・ 』と強~い誘惑にかられました(笑)
寒い時期には湯畑から上がる湯けむりが見られます。草津温泉に滞在している幸せを感じます。
もう一つの窓から見える草津温泉街の景色です。川の下流に広がる塩原温泉の町か見られます。
静観荘古山のトイレは玄関横にあります。ウォシュレットではありません。
静観荘古山では規定料金で提供されるのは、浴衣と浴用タオル、歯ブラシセットです。 茶羽織は 216円、バスタオル 108円でフロントで借りる事が出来ます。
私が塩原温泉の宿に泊まるのは7軒目で、好みでは個性の強い 「 にごり湯 」 の奥塩原温泉郷の湯の方が好きです。 しかしこの塩原温泉郷門前温泉を引く 「 静観荘 古山 」 には、美人の湯としての特徴があります。
それはメタケイ酸の含有量が多いのです。メタケイ酸は肌の保湿と新陳代謝の促進やセラミドを整える効果があり、化粧品にも使われている 「 温泉美人を生む 」 天然成分です。 塩原温泉観光協会ではメタケイ酸の含有量が50mg以上なら 「 美人の湯 」 、100mg以上なら 「 美人形成の湯 」 と紹介しています。
「 美人の湯 」 、と 「 美人形成の湯 」 の違いはよく分かりませんが、一般的にも100mg以上なら 「 美人の湯 」 と言われています。
ちなみに、私が過去に塩原温泉で宿泊した宿は
・那須塩原温泉 ホテルニュー塩原 (大江戸温泉物語グループに入る前です)
・那須塩原温泉郷 塩釜温泉 ホテル塩原ガーデン ( 閉館 )
・塩原温泉 割烹旅館 湯の花荘
・奥塩原温泉 渓雲閣
・奥塩原温泉 元湯 えびすや
・奥塩原温泉 大出館
そして今回の
塩原温泉 門前 静観荘古山
以上です。