人気の草津温泉で 素泊まり ひとり旅で 平日 6,980円、休前日 8,980円 という格安な草津飯島館は湯畑のほど近くにあります。もちろん源泉かけ流しの本物温泉宿です。この草津温泉飯島館を170枚の写真で宿のHPより、また数ある旅行サイトより10倍詳しく徹底紹介します。
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プラン総額 19,180円
【 費用内訳 】
往路のパス料金 3,200円
湯畑周辺で昼食 1,500円
大露天風呂の入浴料 800円
飯島館の宿泊料 6.980円
みやたや食堂での夕食 2,000円
早朝開店の店での朝食 1,500円
復路のパス料金 3,200円
【 往復の交通機関 】
Dts linekのバスで草津へ往復!
往路の例
八ッ場・草津温泉301便(4列シート)
東京八重洲 ➡ 池袋 ➡ 草津温泉BS
07:10 07:50 11:25
( BS = バスターミナル )
バスについては下記の URL でご覧下さい。 https://dtsline.jp/#:~:text=%E8%8D%89%E6%B4%A5%E6%B8%A9%E6%B3%89%E3%81%AE%E6%97%A5%E5%B8%B0%E3%82%8A%E3%82%B9%E3%82%AD
【 草津温泉にて 】
バスターミナルから湯畑まで歩き、昼食をとってから腹ごなしに 西の河原露天 まで歩いて入湯。
風呂から出たらぶらぶらと湯畑に帰り、土産屋を冷やかしてから飯島館へチェックイン。
夜は人気のみやたや食堂で食事。
朝は
まずはともあれ草津温泉のシンボル 湯畑 へ行く。 草津温泉BS ➡ 徒歩約5分 ➡ 草津湯畑
【 昼食 】
草津名物のまいたけ蕎麦を湯畑周辺で食べる。
「そばきち湯畑店」なら1.300円(温)
【 入浴 】
草津湯畑 ➡ 徒歩約10分 ➡ 西の河原露天風呂
【 宿へ 】
草津温泉名物の大露天風呂に入浴する。
西の河原露天風呂 ➡ 徒歩約14分 ➡ 飯島館
【 夕食 】
散歩がてら夕食に行く。
飯島館 ➡ 徒歩約8分 ➡ みやたや食堂
【 朝食 】
散歩がてら朝食に行く。
飯島館 ➡ 徒歩 数分 ➡ 下の食堂
草津温泉 飯島館がお気に入りです ! ➡クリックして開閉
私はこれまでに3回飯島館を訪れ、毎回違う部屋に泊まりました。草津温泉の中では格安の飯島館だけにどの部屋も施設・設備は簡素で経年劣化も隠せません。隣の音が聞こえる部屋もありました。
また現在は食事 ( かつては朝夕食ともに部屋食 ) の提供もしなくなり素泊まり専用の温泉宿になっています。(ちなみに飯島館周辺は食事処もコンビニも多く食事には困りません)
そんな草津温泉飯島館で私が気に入っているのはもちろん温泉です。お湯だくの状態の湯船が複数あり滞在中に そのすべてに貸し切り状態で入ることが出来ました。
とにかく本物の温泉を求める人にはお勧めです。
蛇足ですが、初めて宿泊した際は女将が部屋を訪れて挨拶をしていきました。これは中級・上級の宿でもなかなかないですよね。
このような訳で、私はこの草津飯島館をとても気に入っています。この宿なら。連泊して湯治に使っても良いと考えています。それではどうぞごゆっくりご覧下さい。
草津温泉飯島館は「湯畑源泉」+「わたの湯源泉」 ➡クリックして開閉
草津温泉には6つの源泉があります。 本来草津の源泉は100以上あるのですが源泉集中管理方式 ( いくつかの源泉を1ヶ所にまとめて貯え、各旅館・ホテル等に給湯します)を導入してから、湯畑源泉、白旗源泉、地蔵源泉、西の河原源泉、煮川源泉、万代鉱源泉の6つに集約されました。 とはいえ、これ以外の源泉が無くなったわけではなく、この飯島館では 「 湯畑源泉 」 に加えて 「 わたの湯源泉 」 の2つの源泉を使用しています。
この 「 わたの湯源泉 」 は、数値的には温度51.1℃、PH2.1と草津源泉の標準レベルなのですが、湯の花成分が多く白濁するのが特徴です。色が白いから「 綿の湯 」 と呼ぶのではなく、泉質がとてもまろやかで真綿に包まれているようなので「 わたの湯 」 となったそうです。草津温泉の中で比較すると、泉質が柔らかく、虚弱な人、冷え性の人、不妊症の人に効果があるそうですが、この源泉を引く旅館・ホテルは少なくこの源泉に入るのは希少価値があります。 今回泊まった飯島館でも「 湯畑源泉 」に加えてこの 「 わたの湯源泉 」 も引いていますが、 「 湯畑源泉 」 の方が割合が多いようです。その結果、湯の白濁は無く透明ですし、泉質も「
わたの湯 」と言われるような柔らかさのない強烈な 「 草津の湯 」 を味わえます。
草津温泉のお薦めスポット ! ➡クリックして開閉
私にとって草津温泉は『 温泉街 』として最上です。 『 温泉宿 』 なら乳頭温泉の宿などが好きですが、『 温泉街 』 なら草津温泉が一番好きです。 それは、温泉以外の土産屋、食事処、飲み屋などが充実している上に、湯畑を中心に狭い範囲でまとまっているからです。 ひと風呂浴びて浴衣に着替えそぞろ歩きするに、草津ほど狭い範囲に魅力が集約された温泉地はありません。温泉地として最も大切な『 スマートボール 』 『 射的 』 と 『 温泉饅頭 』 が揃っています (笑)。
そんな草津温泉で私が必ず訪れるのが 『 山マタギと海番屋 』 で昼でも夜でも飲んだくれていたのですが、今は『だんべえ茶屋』と名を変えて営業も夕方5時まで(土曜は8時迄)になりました。夜に飲めなくなってしまいましたが、とても好きな店なので次回行く時は昼のみしようと思います(笑)
もう一つ、お気に入りがみやたや食堂です。
この店はテレビ番組で『地元の方に愛されている店』として紹介された店で、草津熱帯園の程近くのすずらん通り沿いにあります。湯畑からは少々歩いて15分程になりますが、わざわざ行く価値はあると思います。私が飯島館に逗留したら、毎日のように行くと思います。(笑)
草津温泉はこんな温泉ですよ ! ➡クリックして開閉
日本の温泉地は 3.084ヶ所もありますが、数ある温泉地の中で草津温泉は「三名泉」にも「三大薬泉」にも数えられ、また東の大関・横綱とも、日本一ともいわれる最高峰の温泉地です。(下記をご参照下さい) では草津温泉が ‘ 高く評価される理由 ’ は、というと
日本一の自噴の温泉湧出量
この自噴温泉のおかげで、草津温泉のほとんどの宿が 「 源泉かけ流し 」 を実現しているそうです。 実際に草津温泉に入ってみて、『 残念・・・お湯が死んでいる 』と思わせる宿はありませんでした。みずみずしく新鮮な生きた温泉に入れるのが、草津温泉の魅力です。
日本有数の酸性泉
もう一つ、高く評価される理由の一つは泉質です。 硫黄分を含んだ日本有数の酸性泉が多く、PH値は2.1という強酸性 ! 温泉に浸すと10円玉なら2週間で、1円玉なら1週間で溶けてなくなり、釘な9日間でボロボロの針のようになるそうです。今回泊まった飯島館はとても安いので、いつか2週間泊まって実験してみたいですね。でも10円玉がなくなるのは悲しいので、釘で実験しようっと (笑)
という二つの理由で、古来から高く評価されているのだと思います。
世界的に有名になったの明治時代にベルツ博士のおかげですが、その200年前の江戸時代には徳川吉宗将軍にも草津の温泉を献上していました。本当に古くから高い評価を得ていた事がしのばれます。
( 参考資料 )
日本三名泉
有馬温泉(兵庫)、草津温泉(群馬)、下呂温泉(岐阜)
日本三大薬泉
松之山温泉(新潟)、草津温泉(群馬)、有馬温泉(兵庫)
西の大関
有馬温泉(兵庫)
東の大関
草津温泉(群馬)
自噴日本一
(複数源泉)草津温泉(群馬県)
(単独源泉)玉川温泉(秋田県)
露天風呂日本一
(単独)草津温泉露天風呂(群馬県)
草津温泉の6つの源泉について
草津温泉には6つの源泉があります。 前述のように本来草津の源泉は100以上あるのですが源泉集中管理方式 ( いくつかの源泉を1ヶ所にまとめて貯え、各旅館・ホテル等に給湯します)
を導入した事により、湯畑源泉、白旗源泉、地蔵源泉、西の河原源泉、煮川源泉、万代鉱源泉の6つに集約されました。
それ出は簡単に各源泉を紹介してみます。
Q1, 草津で最大の源泉は?
1位 万代鉱源泉
6200L/分
2位 湯畑源泉
4040~4437L/分
3位 白旗源泉
659~1508L/分
4位 西の河原源泉
1073~1400L/分
5位 煮川源泉
817~ 689L/分
6位 地蔵源泉
252~ 386L/分
その他の源泉
17680~19259L/分
地蔵源泉の20倍前後の湯量を誇る万代鉱源泉は、草津源泉の中で最も多くの旅館・ホテルに源泉を供給しているそうです。その圧倒的な湯量と高温という特質を活かして、草津の街に温水 ( 温かい水道水 ) を提供したり、冬の草津の町の道路を温めて融雪したりしています
Q2, 草津で一番の美人の湯は?
1位 万代鉱源泉 約500mg/㎏
2位 西の河原源泉 約250mg/㎏
3位 白旗源泉 約210mg/㎏
4位 湯畑源泉 約210mg/㎏
5位 地蔵源泉 約210 mg/㎏
6位 煮川源泉 約190mg/㎏
美容液に使用されるメタケイ酸の量が100mg以上になると‘美人の湯’と言われますが、草津温泉の6つの源泉はすべて基準をクリア。中でも万代鉱源泉は500mgと超美人の湯のレベルです。私は国内指折りのメタケイ酸含有量を誇る
メタイ酸493mgの‘しんとろの湯 ( 宮城県 ) ’に入りましたが、その感想は ‘ まるで美容液の中に浸かるようなヌルヌル感 ’ を感じました。
Q3, 草津で一番熱い源泉は?
1位 万代鉱源泉 約95℃
2位 白旗源泉 約56℃
3位 湯畑源泉 約56℃
4位 地蔵源泉 約53℃
5位 煮川源泉 約52℃
6位 西の河原源泉 約49℃
万代鉱源泉は 草津温泉の中で、「 草津の町の水道をお温水に変える 」 、「 冬に草津の町の道路の雪を融雪する 」 という大役を果たしていますが、それ可能にするのが
≪ 草津源泉最大の流出量 ≫ とともに ≪ 草津源泉の中の最高温度 ≫ なのです。ほかの源泉が約50℃なのに対して、圧倒的な高温を誇ります。
Q4, 草津温泉のにごり湯は?
( 遊離硫化水素ガスの量 )
白濁 万代鉱源泉
0mg/㎏
西の河原源泉 約0.6mg/㎏
湯畑源泉 約7.1mg/㎏
地蔵源泉 約7.0mg/㎏
白旗源泉 約7.7mg/㎏
煮川源泉 約 10mg/㎏
温泉が白く濁るのは、温泉成分の硫化水素の含有量によるそうです。硫化水素は空気に触れ光に当たる事で、結晶化され硫黄の白っぽい粉になり、それがお湯にも溶け込んで、お湯を白濁させます。さらにその溶け込んだ結晶が結びついて大きくなり湯の中に舞うのを、私達は 「 湯の花 」 と呼んでいます。 しかしいくら硫化水素が多量に含有されていても、お湯が白濁するには 「 空気に触れる時間の長さ 」 と 「 光に当たる条件 ( 内湯か露天かなど ) 」 が必要です。光の当たらない内湯で、かつすさまじい量のかけ流しである場合など、遊離硫化水素ガスが多量に含まれていても白濁しないこともあるようです。実は万代鉱源泉にも硫化水素は含有されているのですがガス状の遊離硫化水素であるがため、95℃の高温で飛んでしまい、白濁はしないのだそうです。